名古屋テレビ(メーテレ)夕方の情報番組『アップ!』に取材していただきました。テーマは「熱中症とコロナウイルス感染症の見分け方」という、まさにこの時期のタイムリーな話題です。前日の昼にお話しを頂いて、その日の診療後にインタビューを受けて、翌日の夕方に放送、といった怒涛の展開でしたが・・・さすがプロ!上手くまとめて頂きました(笑)。

時間の都合もあり十分お伝えできていませんが、最も大切なことは「いつ病院を受診すべきか」だと思います。以前にもお伝えした『熱中症分類』をご覧下さい。

ポイントになるのはⅡ度熱中症ですⅡ度の症状のところに記載されているものは、全てコロナウイルス感染症でも診られる症状です。この段階での熱中症の治療は「医療機関での診察が必要」となっています。今の時期は「頭痛、嘔吐、倦怠感などがあって十分な水分摂取をして、かつ涼しい場所で30分程度休養しても改善しない時は、中等度以上の熱中症の可能性もあるしコロナウイルス感染症の可能性もあるので、いずれにしても病院を受診する」と考えておくことが重要だと思います。