当院の年末年始の休診日は12月30日~1月3日までです(29日は20時まで診療しています)。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
何とも、暗い一年が過ぎようとしています。昨年の年末はまさかこんな一年になるとは想像していませんでした。今回の年末年始、コロナ渦で大勢の医療従事者の方が働かれている中、お休みをいただくのも申し訳ない限りです。
さて、こんな年の瀬だからこそ、敢えて私の趣味にお付き合い下さい!今回は医療関係なしです(笑)。私の大好きなミュージシャン達の、至極のクリスマスソングを紹介します。
まずは、いきなり大御所のボブディラン。2009年発表の『Christmas in the Heart』の中のご機嫌なナンバー『Must Be Santa』。もともとはドイツの酒席で歌われていた曲で、今ではヨーロッパの子供達のスタンダードナンバーなんだそうです。なお、このアルバムの印税は、全額寄付されています。
元Deep Purple~Rainbowのギタリスト、リッチー・ブラックモアと奥方のキャンディス・ナイトのユニットBlackmore’s Nightのアルバム『Winter Carols』の収録曲『Christmas Eve』。カバー曲が多いアルバムの中でこの曲はオリジナルなのですが、個人的には一番のお気に入り。中世ヨーロッパのトラッド風音楽が心に染み渡ります。
アメリカのシンガー・ソングライターケニーロギンス。『Footloose』の主題歌(84年,全米1位)、『Top Gun』の主題歌「Danger Zone」(86年,全米2位)など、80年代以降は映画主題歌のイメージが強いのですが、1977年発表の『Celebrate Me Home』は彼本来の味わい深い歌唱が堪能できるアルバム。タイトル曲の『Celebrate Me Home』は静かな曲調から終盤のゴスペル調の合唱まで温かい空気に包まれます。
ちょっとマニアックな選曲です。ノースカロライナ州出身のコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(現代的キリスト教音楽)歌手、マイケルイングリッシュのクリスマスソングです。温かく繊細な歌唱からゴスペル調の壮大な歌唱まで、とにかく上手い!日本ではあまり馴染みのない人ですが、個人的には世界で一番好きなシンガーです。
最後は言わずもがなのスムーズジャズ界の大物Kenny G。ホイットニー・ヒューストン、ナタリー・コール、アレサ・フランクリンら大物シンガーとの共演でも知られるサックス奏者で、エモーショナルかつ美しいトーンが映える珠玉の曲が数多くあります。この『Have Yourself a Merry Little Christmas』もそんな一曲。
完全な趣味の世界にお付き合いいただき有難うございました。皆様、素敵なクリスマス&新年をお迎えください。