皆さんの努力により新規の新型コロナウイルス感染症患者さんの数は確実に減少してきています。感染症の専門家の中には、まだまだ不十分という意見もみられますが、個人的には、強制力を持たない“お願い”のレベルでここまで自粛できる日本人って、改めて素晴らしいと思います。
ところで、最近外来でよく聞かれるのが「第二波はくるの?」というものです。確かにメディアでもそういった報道が増えてきましたよね。「第二波、第三波に備えて気を緩めるな!」みたいな・・・。「いつまで我慢すればいいんだ!」って気持ちはすごく分かりますが、残念ながら第二波は確実に来ると思います。しかも、個人的な見解としては「第一波よりも被害が大きくなるのではないか」と考えています。理由は色々ありますが、ここでは、『感染症の歴史』に注目してみたいと思います。少し長文になりますが、お付き合い下さい。
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「第二波、第三波は?―― 歴史が教えてくれること」への1件のフィードバック