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院長独断(笑) 自律神経を整えるならこの曲!

前回のブログの補足です・・・っといいますか、こっちが本題かもしれません笑 当日、こんなスライドを提示させていただきました。

“脳が心地良いと感じる音楽”が、個人個人で違うことは重々承知しています。それにも関わらず、今回のブログでは「自律神経を整えるためのお勧め曲」をお送りします。―― 完全に院長の独断と偏見です笑 一応、「テンポが一定」「音階の変化が小さい」「4~5分程度の長さ」を意識して選んでみました。あと、「ボーカルが熱唱し過ぎていないこと」もポイント。ボーカリストの歌唱に引き込まれ過ぎると、どうしても気持ちが高ぶってしまいます。「自律神経を整える」ことに焦点を当てた場合は、ちょっとマイナスです。

 

今回は、有名な曲を中心に選んでみました。皆さんの自律神経も整いますように・・・。

 

Bee Gees – Stayin’ Alive

 

オーストラリア出身、1960年代から活動していたBee Geesが1977年に発表した楽曲。もともとは映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の中の一曲だったのですが、問い合わせが殺到してシングルカットされたようです。テンポの心地良さが抜きんでていますが、実はこの曲のテンポ(103回/分)、海外では心臓マッサージの時に推奨されているんです。タイトルの意味も「生き続ける」ですし(ちなみに、日本で推奨されているのは『アンパンマンのマーチ』・・・こっちの方がやる気が出ます笑)。

 

 

Elton John – Sacrifice

 

言わずもがなの大物ミュージシャン、エルトン・ジョンが1989年に発表した『Sleeping With The Past』の中のUKチャート1位獲得曲。エルトン・ジョンが薬物依存や過食症などの問題を抱えていた時期に発表された曲ですが、それにも関わらず、(というよりもそういう時期だからこそ?!)の優れた楽曲です。ドラム・パターンそのものは極めて単調なのですが、ボーカルを含めてストリングス処理をされている分、このシンプルなドラムの音色が、逆に心を落ち着けてくれます。

 

 

Toto – Rosanna

 

ロック好きの中でTOTOのドラマー、ジェフ・ポーカロは特別な存在かもしれません。とにかく上手い!あと、オシャレなんです。特にこの『ロザーナ』のドラム・パターンは完璧。「ハーフタイム・シャッフル」というジャズでよく使われるちょっとひっかかりのある跳ねたリズムなのですが、全体を通すと心地良さが残る、名演奏だと思います。途中で急に入り込んでくるキメのリフも最高で・・・って、解説がちょっとマニアック寄りになってしまいました汗

 

 

 

Wilson Brothers‐Take Me to Your Heaven

 

マニアックに寄ってきましたのでこのままいきます笑 AORの隠れた大名盤、ウィルソン・ブラザーズの『アナザー・ナイト』の中の爽やかなナンバー。前述のTOTOのギタリスト、スティーブ・ルカサーの官能的なギター・ソロに耳を奪われますが、シンプルな16ビートの中のハイハットの細かい遊びが何ともオシャレ。さりげないボーカルハーモニーも相まって、抜群の心地良さです。

 

 

Archie James Cavanagh – Make Me Believe

 

もう、完全にマニアックに振り切りました!なんと発売当時は自主製作で、ブルー・アイド・ソウルの世界では正真正銘の“幻の名盤”です。自主制作とはいってもチープな感じは全くなし、シンセ・ベースの入れ方なんて、恐ろしいほどのセンスを感じます。特に、メンバーはインディアンの末裔のようで、リズムカルなパーカッションで自律神経も整いまくりです!